一冊は一日に
してならず!

文芸第二出版部(文芸第二
単行本編集チーム)

2015年入社

これまでの社歴

  • 文芸第二出版部
イラストイラスト

私の仕事

MY JOB

エンターテインメント小説の単行本を中心に、文庫本なども作っています。
 まずは、「どんなお話にしましょうか?」という作家さんとの打ち合わせをスタートに、プロットで物語全体の流れを確認してから、原稿の執筆を始めていただきます。
 次に、原稿をベースに、より面白くするにはどうしたらよいのかを作家さんと相談、改稿を重ね、クオリティを磨きあげます。原稿が完成したら、いよいよ本の“顔”になる装丁にとりかかります。
 デザイナーさんと一緒に物語のコンセプトや届けたい読者層に適した形をイメージし、イラストを使用するのであれば、イラストレーターさんとも相談します。帯の文言を捻り出すのもこの時です。本が完成したら、宣伝物を作ったり、サイン本づくりや書店まわりなどを行ったりします。

編集者の仕事は、作家さんが温めているアイデアを、どうすればより面白くすることができるのか、そしてそれをいかにしてベストなカタチで読者に届けるのかを考え続けることだと思います。

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作家さんと一緒になってあれこれ悩んだ結果、予想を超えるほど面白くなった原稿が届いた時には、それまでの苦労が一瞬で吹き飛ぶほど嬉しいですし、その本を読んで「面白かった」という読者の声が聴ける瞬間は何にも勝る喜びです。

また、作った本それぞれに失敗も含めて思い入れがあり、一つとして同じ仕事はないと感じられるのもこの仕事の魅力だと思います。

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文芸書の仕事

「群像」「小説現代」などの文芸誌のほか、講談社文庫、講談社文芸文庫、講談社BOXなどを含む文芸全般の単行本の編集を行います。

一番印象に残っている仕事

本を作って終わりじゃない!
販売、宣伝部と一緒に悩んだ結果……

 下村敦史さんの『闇に香る嘘』の文庫を作った際、販売部から「この本をもっと売りたいから何か考えようよ」と内線が。すぐに宣伝部も交えて作戦会議がスタート。文庫本を収納し引き出せるようにする箱に、売り文言を全面に出したフル帯。案は出ますが、どれも決定打に欠ける……。
 悩みに悩み抜いた末、あえて情報を無くした帯はどうだろうかと真っ黒なフル帯を作りました。売り場にこの黒い本が並べば話題になるはず……。結果、たくさんの書店に興味を持っていただき、重版決定! 売り伸ばすことに成功しました。
 本を作ることだけが編集者の仕事じゃない。そう実感した仕事です。

本を作って終わりじゃない!

表紙と同寸の真っ黒の帯では情報を遮断したので、逆に付属のPOPでは宣伝と販売、編集からのコメントを充実させました。

ある1日のスケジュール

10:30

出社、メールチェック

11:30

装丁会議

販売、宣伝、業務、資材の各担当者と一緒に、カバーや帯などに問題がないかを確認、本の価格を決めます。

装丁会議

12:00

原稿読み

14:30

作家さんとお茶をしながら打ち合わせ

17:00

雑誌の記事ページ作成

19:00

デザイナーさん、イラストレーターさんと打ち合わせ

どんな装丁にしようかあれこれ相談。机の上が散らかっているのは写真を意識したわけじゃありません。

デザイナーさん、イラストレーターさんと打ち合わせ

20:00

ゲラ作業

編集者と切っても切れないのがゲラ。これは、著者が入れた赤字を確認しているところです。

ゲラ作業

23:00

退社 (帰宅後は、仕事以外の本を読んだり、映画を観たりすることが多いです。)

なんでもQ&A

Q1

あなたが思う「講談社」の魅力

幅広く色んなことを知っていたり、話が面白かったり、すごいことを考えていたり、一緒にいて楽しいなと思える人がたくさんいること。

Q2

今の部署で必要な資質は何?

何をするにしても相手がいる仕事なので、適応力とコミュニケーション力。

Q3

おすすめの本とその理由(版元・ジャンルを問わず)

ろびこ 『となりの怪物くん』。ドライアイス系冷徹主人公の雫が、人との出会いで感情豊かに変わっていく様子に胸をうたれます。

Q4

就職活動中、出版以外に考えていた業種、職種

出版業界以外、受けませんでした……。

Q5

就職活動中の方へひとこと

周囲に惑わされず、頑張ってください!

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