コミック

一年目から
自分の仕事が全国に

モーニング編集部

これまでの社歴

  • モーニング編集部

私の仕事

 漫画編集者の最大の醍醐味は、年齢にかかわらず影響力のある仕事ができることです。僕は入社以来、雑誌の表紙をローテーションで担当しています。デザイナーさんとどういう表紙にするかを相談し、場合によってはラフを描きます。週刊の雑誌なのでできるだけ季節感を入れたり、今までにないものにできるよう打ち合わせをしています。

 そして、ラフをもとに漫画家さんに表紙のイラストを描いていただき、キャッチコピーやその号でプッシュする作品や企画をまとめ、デザイナーさんにお渡しします。そしてデザイナーさんが表紙のデザインを作ってくださるので、それを入稿・校了し、編集部としての仕事は終わります(もちろん、その後、印刷所さん、取次さん、書店さんなどたくさんの方の手を通じて雑誌は全国の書店に並びます)。

 はじめて自分の担当号の表紙が近所のコンビニに並んでいるのを見たときは、本当にうれしかったことを今でも覚えています。かっこいいイラストを描いてくださった漫画家さん、素敵なデザインをしてくれたデザイナーさんのおかげで表紙はできていますが、そこに自分の考えたキャッチコピーが載っているのを見ると、今でもやはり誇らしくなってしまいます。

●担当作品やプロジェクト

コミックの仕事

男性コミック誌は「週刊少年マガジン」「ヤングマガジン」「モーニング」「アフタヌーン」など。女性コミック誌は「なかよし」「別冊フレンド」「KISS」などの編集を行います。

一番印象に残っている仕事

デザインができたら他社の雑誌と並べてみて、書店やコンビニで手にとってもらえるか検討します。
デザインができたら他社の雑誌と並べてみて、書店やコンビニで手にとってもらえるか検討します。

才能に触れられる仕事

 面白い作品を立ち上げ、新連載を始めることが漫画編集者においては正義です。僕は一年目の時、部内のコンペを通り、新連載を始めることができました。連載開始が決まった時は、これ以上なくうれしかったですが、連載が始まった後は本当に大変でした。毎週ギリギリまで打ち合わせをして、校了を終えたとき、気がつけばまた来週の打ち合わせをしないといけない……。でも、面白いネームが出てきて、かっこいい絵が上がってきた時、そのつらさは消し飛びます。様々な才能を持った人に出会えるのが、この仕事の最高におもしろいところだといつも思います。

ある日のスケジュール

11:00

起床

12:00

出社、メールチェック

13:00

漫画家さんの原稿取りにうかがう

原稿をいただく時の必須アイテム。編集部に着くまで片時も離しません。
原稿をいただく時の必須アイテム。編集部に着くまで片時も離しません。

16:00

新人賞選考会に参加

18:30

入稿作業(漫画のセリフの大きさなどを指定して、印刷所さんに原稿と一緒に渡します)

刷所さんに向けてセリフの書体や級数(大きさ)を指定します。
印刷所さんに向けてセリフの書体や級数(大きさ)を指定します。

20:00

新人賞に出す作品のネームについて打ち合わせ

何度か新人賞の奨励賞を受賞した担当の漫画家さんと、大賞を目指すべく打ち合わせ。
何度か新人賞の奨励賞を受賞した担当の漫画家さんと、大賞を目指すべく打ち合わせ。

22:00

雑誌表紙についてデザイナーさんと打ち合わせ

00:00

帰宅

ひとことQ&A

Q1

あなたが思う「講談社」の魅力

いろいろな才能を持った人に出会えるところ。

Q2

今の部署で必要な資質は何?

気持ちよく謝る力と、企画力。

Q3

おすすめの本とその理由

■山里亮太 『天才はあきらめた』(朝日新聞出版)
「自分」という怠惰で傲慢な最悪の敵と、どう向き合うべきかを教えてくれます。

Q4

オフの過ごし方

最近、中免を取るべく教習所に通っています。

Q5

就職活動中の方へメッセージ

友人・先輩のアドバイスは話半分に聞いて、最後は自分を信じて頑張ってください!