ニュース・芸能・スポーツ

「紙もウェブも」が、
もう当たり前ですから

第一事業戦略部(現代ビジネスチーム)

これまでの社歴

  • 週刊現代編集部
  • 第一事業戦略部

私の仕事

「現代ビジネス」は、当初は社内ベンチャー的メディアでしたが、近年PV(ページビュー)がぐんぐん伸び(2017年は前年比200%!)、いまや出版社系ウェブメディアではトップクラスの存在感を誇ります。

 私も2017年に「週刊現代」から移ったほか、メンバーは編集長を含め多くが週刊誌経験者。しかし、ウェブと雑誌は似て非なるもの。読者の関心が刻々と移ろうウェブの世界、どんなテーマで誰に書いてもらえば「バズる」のか? どんなキーワードを盛り込めば読まれるか? けど、くだらない記事にはしたくない……試行錯誤の毎日は、まさにベンチャーさながらの発見に満ちています。

 週刊誌での経験から、自分で記事を書くこともありますが、悩みはいわゆる「ルポ」系記事がウェブの読者に届きづらいこと。筆力も取材力もない私が泣き言は言えないものの、ウェブでの報道の難しさは世界中で議論されています。作家・書き手がウェブを使って正当な対価を得る道を作るのも、今後の出版社の大切な仕事です。

 その解として編集部が力を入れているのは、逆説的ですが「紙の本」を見つめ直すこと。例えば「現代ビジネス」人気記事の書籍化です。累計500万PV超の三戸政和さんの連載は、『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』として新書化、10万部超のヒットに。ウェブ記事を「バズって終わり」ではなく「最後は本にする」ところまで考えられるのは、講談社ならではの強み。私はこの記事の担当者ではありませんが、これを超える仕事ができるよう企画を練っています。
 出版社にいると、「紙かウェブか」という二元論にとらわれがちですが、たぶん答えは「紙もウェブも」なんです。

●担当作品やプロジェクト

  • 『夫の後始末』(曽野綾子著) ※週刊現代編集部時代の担当連載の書籍

    作家・曽野綾子さんが、夫の故・三浦朱門さんを介護し看取るまでの記録。2017年10月の発売以来、累計発行部数20万部を超えるロングセラーに。

ニュース・芸能・スポーツの仕事

「週刊現代」「FRIDAY」などジャーナリズム誌および「現代ビジネス」「ゲキサカ」などのウェブメディアの編集を行います。

一番印象に残っている仕事

ちょっと見たことがない数字……
ちょっと見たことがない数字……

朝起きたら
「めっちゃバズってるやんけ」!!

 担当したある記事が、「公開初日のPVが『現代ビジネス』史上1位」「いいね!数1位(※約4万いいね! ただ、その後抜かれました)」「Yahoo!ニュースランキング1位」「Twitterトレンド1位」の4冠を達成したとき。

ある日のスケジュール

08:30

記事をTwitter、Facebookに投稿。他社のウェブメディアやニュースアプリもチェックしつつ、読者の反応をみる

10:30

出社。企画案や寄稿してもらいたい著者候補をGoogleドキュメントで編集部全体に共有する

11:00

企画会議。各自、パソコンやスマホを見ながら自分の企画を説明する。面白い話題はみんなでブレスト。
会議中は作業してもOK。並行して、明日公開予定の担当記事の仕上げをする

企画会議の風景。PC持参が当たり前
企画会議の風景。PC持参が当たり前

12:00

原稿依頼の連絡を諸方面に出す。いち段落ついたら昼食

14:00

送られてきた原稿に修正を施し、タイトル案も含めて著者とやりとり。仕上がったら、サイトに入稿する

入稿ツールを使うのは、そんなに難しくありません。
入稿ツールを使うのは、そんなに難しくありません。

16:30

社内の他部署の編集者と、新刊紹介記事の打ち合わせ。紹介といっても、書き下ろしの完全新ネタなので期待大

17:30

今年から部内に設けられた、エンジニアリング担当部署「techチーム」のメンバーと打ち合わせ

とにかくみんな、ディスプレイがデカい!
とにかくみんな、ディスプレイがデカい!

19:30

連載中のライターさんと打ち合わせをかねて夕食。他のウェブメディアの事情や動向もこっそり教えてもらう

23:30

書店に寄ったあと帰宅。その日のPVなどを振り返る。ウェブに関する勉強をしたり、読書をしたり

ひとことQ&A

Q1

あなたが思う「講談社」の魅力

ものごとの本質を考えて、「いい仕事をしよう」ともがいている人がたくさんいること

Q2

今の部署で必要な資質は何?

知的好奇心と知的瞬発力

Q3

おすすめの本とその理由

■橘玲 『80's エイティーズ ある80年代の物語』(太田出版)
ベストセラー作家の橘玲さんが、ご自身の編集者時代を振り返る貴重な記録。かつての出版界のハチャメチャさ……自分もこんな仕事がしたい!

Q4

オフの過ごし方

中二のときに中二病で始めたベースギターをいまだに弾きます。バンドのお誘い大歓迎!

Q5

就職活動中の方へメッセージ

「現代ビジネス」で面白い記事があったら、ぜひ「良記事」と添えてツイートしてください!